11.酔い

酔い、といってもいろいろあります。
乗り物酔い、雰囲気酔いなど。

今回は大人たちにはもっとも身近(?)な酔いである「酒酔い」のお話。

お酒に酔うか酔わないか、強いか弱いかと言うのは遺伝的な要因が強いと言われます。
しかし、それだけでしょうか?

彩紋は基本的にはお酒に強いほうです。
記憶をなくしたことは一度もありませんし
カクテルとビールですが、一晩で100杯以上空けたこともあります。(あれは異常でした)

一方で、家に居る時は缶チューハイ一本で顔が赤くなります。
ビール三瓶ほどで立てなくなったこともあります。

この違い、どこにあるのかと考えて見ました。

で、直ぐに結論が出ました。

家に居る時は酔いやすいのです。

外に居る時は、これから帰らないといけない、とか電車に乗らなければ、とか
自分を無意識のうちにセーブしているのです。

家に居る時は精々考えたところで歯を磨かなきゃとか寝巻きに着替えなきゃとかその程度のことしかありません。

最悪、一晩くらい歯を磨き忘れたって、外着のまま眠ってしまったって、大きな問題にはならないのです。
だから、理性が飛びやすいのです。

それを踏まえて。

外に居る時でも極まれに、酔いの症状を見せてしまうことがあります。

外に居るのになぜ理性が家に居る時と同じく飛んでしまうのでしょうか?

答えは簡単。
その人たちと居る時には、家に居るのと同じくらいに心が落ち着いているということなのでしょう。

だから。
彩紋は外で酔うことを悪としません。
その人たちのことを、信頼しているのだと自分で自覚できるから。

悲しいのは、ここ一年ほど酔う機会がないということです。

20070304 Takami Simon

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