坂の上から見る風景(ケシキ)
         (by:作詞:彩紋任伺 作曲:XXXX 編曲:XXXX)

 

今日もいつもと変わらない生活
何とか終えて岐路につく
学校の帰り道 ふと見上げた空は
なんだか いつも以上に眩しくて

思わず立ち止まって 空を見上げながら
故郷の空を思い出してた
今でも皆は あの空を眺めているの?
問いかけても 返ってくる言葉は無くて

懐かしい僕の故里
後輩たちにどんどん追い抜かれながら
その背中に 昔の姿を 重ねた

すっかり陽も落ちて当たりは暗くなり
空には星が瞬いていた
学校の帰り道 ふと見下ろした町は
なんだか いつも以上に切なくて

町明り ケバケバシイ程のネオンライト
始めてみた時 眩しすぎて
いつの間に僕は この明りに慣れてしまった?
問いかけても 返ってくる言葉は無くて

寂れ果てた僕の故里
夜になればふっつり 暗く沈んで
幼心に いつか出て行くと 誓った

懐かしい僕の故里
遠く離れても 一度も帰らなくても
あの夕日も あの波の音も

永遠に僕の故里
次の週末には久しぶりに帰ろうかと
胸の中で こっそり予定を 立てた


制作日 :1998・10・28
リメイク:2004・01・26

 

(コメント)
任伺が高校生のときに、バンドをやっていた友人に頼まれて書いた、歌詞です。
歌詞もどきは書いたことがあっても、歌詞を書いたことは無かったので緊張した覚えがあります。
その友人いわく、「うちらの歌詞、マンネリ気味で」ということだったので、
「バンドのイメージ」とか「今までに歌ってきた歌詞」とか気にしないで好きに書いていいということだったのですが。
結局、メロディーをつけ、編曲した段階で没になりました。
だって、皆自宅在住で、「故郷〜!!」って雰囲気じゃなかったんだもん。
いくら「好きに」といわれても、ちょっぴり限度外でした。てへ。
ちなみに、任伺も自宅在住でした。どこから生まれた詩なんだか。

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