墓詩−携帯電話−(by:春羽伺剣)

 

時計が零時を回って
     一時を回って
     二時を回っても
ずっと待ってる
    眠らないで
    待ち続けている
ディスプレイは光らない
着信音も鳴らない
あなたの声も聞こえてこない
    それは
ただそこに在るだけの……

 

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