きみといると(by:彩紋任伺)

ふしぎだね
きみといると

じぶんがおおきくもちいさくもなって
やがてせかいとのわかれめもなくなって

無限に拡散していくような気がする

ふしぎだね
きみといると

きみのからだをつつんで
きみのこころにつつまれて

一点に収束していくような気がする

ひとりではかんじられない
このふしぎなかんしょくを

きみとふたりだと
いともかんたんにかんじられる

たしざんでもかけざんでもあらわせない
ふしぎな

不思議な解が得られる

それがきみ

ぼくはそんなきみの
もっとちかくにいたい

 

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